TAC株式会社について

TAC株式会社では、 高耐久 ・ 高機能 (過酷な環境下で性能を発揮)塗料での施工からリーズナブルな施工まで、お施主様のライフサイクルに合ったプランをご提案いたします!

※AGCルミフロンサポートシステム表彰式
(2025年4月/KKRホテル東京にて)

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強み

超高耐久遮熱フッ素樹脂塗料 ルミステージの使用

AGCのルミステージ(超高耐久遮熱フッ素樹脂塗料)です。一般的な塗料が5年~10年で劣化するのに比べ、ルミステージは20年以上(実績)の長期間にわたって美しい外観と十分な性能を保ちます。40年の実績のある商品の戸建版として、お施主様にはメーカーの品質保証書お届け致します。責任と安心のメイクupショップです。

高所点検カメラの使用

弊社は、 屋根等の高所は上らずに点検できる様、高所点検カメラ (11メートル高所から撮影) で撮影し、点検報告書を作成いたします。
高所点検カメラを使用することで素早く、簡単に、安全に点検作業を行うことを可能にしています。

サーモグラフィ検査できます。

ベランダ軒天や、外壁北面の浴室窓下サイディングボード等に、雨染みや、破損がありませんか?原因がわからず放置すると、後々大変な工事になる事もあります。お気軽にご相談ください。

施工アルバムを工事後にお届け

確かな施工のお約束として、施工前から施工後までのすべての工程を約200枚の写真にまとめ、どのように施工されていったのか明確に分かるようにしております。アルバムは工事後にお届けいたします。こちらは弊社が創業当初から作っています。

事業内容

外壁・屋根塗装工事
板金工事
防水工事

新着情報

2026.02.16

外壁のカビを防止するには? 40代からの点検と塗装の注意点

外壁に黒っぽい点々が出てきて、これってカビ?と気になりつつ、忙しくて後回しになっていませんか?新築のときはきれいだったのに、北側だけ汚れやすい、植木の近くが緑っぽくなる、雨のあとに乾きにくい面がある。そんな小さな変化が積み重なると、見た目だけでなく外壁の傷みにつながることもあります。とはいえ、何から確認して、どこまで自分でやっていいのかは迷いやすいところです。この記事では、外壁のカビ防止の考え方を整理しながら、40代から意識したい点検のタイミング、洗い方や塗装の注意点を順番にまとめます。できることから落ち着いて確認していきましょう。




外壁にカビが生える理由を先に押さえましょう
外壁のカビ防止は、落とし方よりも、なぜそこに出るのかを知るほうが近道です。カビは外壁材そのものから発生するというより、表面に付いた汚れや水分を足場に広がります。まずは発生条件と出やすい場所、似た症状との違いを整理しておくと、対策の選び間違いが減ります。

カビは湿気・汚れ・日当たりの条件がそろうと増えやすいです
カビが増えやすいのは、湿気が残りやすく、表面に汚れがたまり、乾きにくい環境が重なるときです。雨でぬれた外壁が日陰で乾きにくい、排気や土ぼこりでうっすら汚れが膜のように残る。こうした状態だと、外壁表面にカビの栄養分ができやすくなります。特に塗膜が古くなると、表面がざらついて汚れが引っかかりやすくなり、発生条件が整いやすいです。

北面・植栽の近く・風通しが弱い場所が要注意です
家の北側は日が当たりにくく、雨のあとも乾くまでに時間がかかります。植栽が外壁に近いと、葉の影で乾きにくいだけでなく、散水や雨だれで湿りが続きやすくなります。隣家との距離が近い面、物置や自転車置き場で風が抜けない面も同様です。まずは家の周りを一周して、乾きにくい面がどこかを把握するだけでも、予防の優先順位が付けやすくなります。

コケや藻との違いを知ると対策が選びやすいです
黒っぽい点状や筋のように見えるものはカビのことが多い一方、緑色でふわっと広がるものはコケや藻の可能性があります。発生条件は似ていますが、付着の仕方が違うため、洗浄の強さや薬剤の選び方が変わります。見分けが難しい場合は、濡れると色が濃く見えるか、乾くと薄くなるかも観察材料になります。無理に断定せず、まずは出方と場所を記録しておくのが安全です。




まずはセルフ点検で確認したいチェックポイント
外壁のカビ防止は、早めに気づいて手を打つほど負担が軽くなります。脚立に上って危ないことをする必要はありません。地上から見える範囲でも、十分に判断材料が集まります。ここでは、見つけたいサインと、見落としやすい場所をまとめます。

外壁の色ムラ、黒ずみ、緑っぽい付着を見つけます
まずは外壁を少し離れて見て、面での色ムラがないか確認します。黒ずみが筋状に出ている、点々が増えてきた、緑っぽい膜が広がっている。こうした変化は、雨だれや湿気が関係していることが多いです。スマートフォンで同じ角度から月に一度撮っておくと、増え方が分かりやすくなります。写真は業者に相談するときの説明にも役立ちます。

窓まわり・換気口まわり・水切り付近を重点的に見ます
汚れが集まりやすいのは、雨水の流れが変わる場所です。窓の下は雨だれが出やすく、換気口まわりは排気の油分や湿気で汚れが付着しやすいです。外壁の下端にある水切り付近は、地面からのはね返りで泥が付きやすく、カビの温床になりがちです。ここが汚れていると、外壁全体が汚れやすい状態になっている合図にもなります。

目地の割れや外壁の反りは水が入りやすいサインです
カビそのものだけでなく、カビが増えやすい状態を作る傷みも一緒に見ます。サイディングの目地のゴムのような部分が割れている、やせて隙間がある。外壁材が反って影ができている。こうした症状があると、表面だけでなく内部に水が入りやすくなり、乾きにくさが長引きます。見つけたら場所をメモして、点検の優先度を上げてください。




40代から意識したい点検のタイミングと頻度
家は年数が経つほど、気になるところが増えてきます。40代は、仕事や子育てで忙しい一方、住宅ローンや教育費も重なりやすく、急な出費は避けたい時期でもあります。だからこそ、壊れてからではなく、傷みが軽いうちに気づく点検の習慣が大切です。

築10年前後は外壁・屋根のメンテナンス時期に入りやすいです
外壁や屋根は、日差し、雨風で少しずつ劣化します。築10年前後になると、塗膜の防水性が落ち始めたり、目地が硬くなって割れやすくなったりします。カビが出てきたという見た目の変化は、塗膜の防汚性が弱ってきたサインのこともあります。築年数が近い方は、外壁だけでなく屋根も一緒に見ておくと、全体の傷み方がつかみやすいです。

台風・大雨・積雪のあとに変化がないか見ておくと安心です
強い雨風のあとに、雨だれが増えた、いつもより乾きが遅い、同じ場所だけ黒ずみが濃くなった。こうした変化が出ることがあります。雪が積もる地域では、雪解け水が特定の場所に流れて汚れが集中する場合もあります。天候のあとに一周見るだけでも、早期発見につながります。異常がなければそれで十分です。

中古住宅は入居前後に一度、外まわりの状態確認がおすすめです
中古住宅は、前の所有者のメンテナンス履歴が分かりにくいことがあります。入居前後に、外壁の汚れ方、目地の状態、ベランダ周りの雨染みなどを確認しておくと、優先順位が付けやすくなります。カビが出ている場合も、表面の汚れだけなのか、湿気が抜けにくい構造なのかで対応が変わります。最初に状態を把握しておくと、無理のない計画を立てやすいです。




外壁のカビ防止に効く日常の工夫
外壁のカビ防止は、塗装だけが答えではありません。日々の環境を少し整えるだけで、湿気が残りにくくなり、汚れの付着も減らせます。大がかりなことをする前に、できる範囲で家の周りの条件を整えていきましょう。

植栽の剪定や物置の位置調整で風通しを確保します
外壁の近くに枝葉がかかっていると、日陰ができて乾きにくくなります。外壁から少し距離を取るように剪定すると、風が通りやすくなり、湿気が抜けやすいです。物置や室外機、自転車なども、壁に寄せすぎると空気が動きません。数十センチ離すだけでも違いが出ます。まずは北側やジメッとしやすい面から試してみてください。

雨どいの詰まりや排水のはね返りを減らすと汚れが付きにくいです
雨どいが詰まると、雨水があふれて外壁を伝い、黒ずみの筋ができやすくなります。落ち葉がたまりやすい場所は、季節の変わり目に確認しておくと安心です。また、地面が土や砂利だと雨のはね返りで外壁下部が汚れやすくなります。簡単な対策としては、はね返りが強い場所に砂利を足す、排水の流れを整えるなどがあります。

換気扇の排気が当たる面は汚れやすいので早めにケアします
キッチンや浴室の換気扇の排気が当たる外壁は、油分や湿気が混ざった汚れが付きやすいです。ここにカビが出ると、広がりが早く見えることもあります。排気口まわりは、汚れが薄いうちに水拭きや軽い洗浄で落としておくと、こびりつきにくくなります。高い位置で手が届かない場合は、無理をせず点検時に相談するのが安全です。




外壁のカビを落とす方法と注意点
すでにカビが見えていると、早くきれいにしたくなりますよね。ただ、外壁は素材や劣化具合で、やってよい洗い方が変わります。ここでは、やりがちな失敗を避けるために、軽い方法から順に注意点をまとめます。

軽い汚れは水洗いで様子見し、強くこすりすぎないようにします
まずはホースの水で流し、柔らかいスポンジで軽くなでる程度から始めます。強くこすると、塗膜の表面を傷つけて、かえって汚れが付きやすくなることがあります。特にチョークの粉のようなものが手に付く場合は、塗膜が弱っているサインなので慎重にしてください。落ち方を見て、無理に完全除去を狙わず、広がりを止める意識で進めると安全です。

高圧洗浄は便利ですが、目地や劣化部に当てると傷めることがあります
家庭用の高圧洗浄機は便利ですが、目地の隙間やひび割れに強い水圧を当てると、水が内部に入り込む心配があります。サイディングの継ぎ目、窓まわり、塗膜が浮いている場所は特に注意が必要です。どうしても使う場合は、距離を取って、同じ場所に当て続けないようにします。心配なら、点検で劣化の有無を確認してからのほうが安心です。

洗剤や薬剤を使う場合は外壁材との相性と周囲への飛散に注意します
カビ取り剤や漂白系の薬剤は効果が出やすい一方、外壁材によっては変色や傷みにつながることがあります。植栽や金属部材への影響も考えないといけません。使う場合は、目立たない場所で試し、養生をして飛び散りを防ぎます。風の強い日は避け、近隣への配慮も必要です。安全面に不安があるときは、無理に自分でやり切らない判断も大切です。




塗装でカビを防止する考え方と塗料選びのポイント
カビが繰り返し出る場合、洗っても時間が経つと戻ってしまう場合は、塗装を含めた再発予防を考える段階かもしれません。ここで大事なのは、塗料の機能だけでなく、下地の状態と暮らし方に合っているかです。

防カビ・防藻性能のある塗料を選ぶと再発リスクを下げやすいです
外壁用塗料には、防カビや防藻の性能を持たせたものがあります。北面や植栽の近くなど、湿気が残りやすい条件がある家では検討しやすい選択肢です。ただし、どんな塗料でも汚れが全く付かないわけではありません。家の立地や外壁材、汚れの原因に合わせて、必要な性能を整理して選ぶのが現実的です。

下地処理が不十分だと、塗っても再発しやすい点に注意が必要です
カビが残ったまま塗ってしまうと、塗膜の下で再発したり、早期にふくれやはがれが起きたりすることがあります。洗浄で落とす、必要に応じて薬剤処理をする、傷んだ部分を補修する。こうした下地処理が仕上がりを左右します。見積もりを見るときは、塗料名だけでなく、下地処理の内容が具体的かどうかも確認したいところです。

艶・色・汚れにくさのバランスを暮らし方に合わせて決めます
艶がある仕上げは汚れが付着しにくい傾向がありますが、光の当たり方で見え方が変わります。逆に艶を抑えると落ち着いた印象になりますが、環境によっては汚れが目立ちやすい場合もあります。白系は清潔感がありますが雨だれが目立ちやすいことがあり、濃い色は色あせが気になることがあります。家の周りの環境と、どこまで手入れできるかを基準に決めると後悔が減ります。




塗装前に直しておきたい劣化症状と補修の優先順位
外壁のカビ防止を塗装で進めるなら、先に直すべき傷みがあります。見た目がきれいになっても、水の入口が残っていると、内部の傷みが進みやすいからです。ここでは、優先順位を付けるための代表的な症状を紹介します。

シーリングの割れ・はがれは雨水の入口になりやすいです
サイディングの継ぎ目や窓まわりのシーリングは、雨水の侵入を防ぐ重要な部分です。ここが割れる、はがれる、痩せて隙間ができると、水が入りやすくなります。カビが目立つ面でシーリングも傷んでいる場合は、塗装とあわせて打ち替えや増し打ちを検討することになります。どの範囲をどう直すかは、劣化の程度で変わります。

ヘアクラックやチョーキングは塗膜の寿命サインです
髪の毛のように細いひび割れは、塗膜が硬くなって追従できなくなっているサインです。また、外壁を触ると白い粉が付くチョーキングは、塗膜が分解されている状態を示します。どちらも防水性や防汚性が落ちている可能性があるため、カビが出やすい条件が整ってしまいます。軽いうちに手当てできると、補修範囲が大きくなりにくいです。

雨漏りが疑われる場合は塗装より原因特定を先に行います
室内のクロスにシミがある、窓枠が湿っぽい、ベランダ下の天井に雨染みがある。こうした症状がある場合、塗装でふたをする前に、どこから水が入っているのかを確認する必要があります。原因が別にあると、塗装後に再発してしまい、二重の出費につながりかねません。気になるサインがあるときは、点検で原因を絞り込むところから始めるのが安全です。




業者に相談するときに確認したい見積もりと説明のポイント
外壁のカビ防止を業者に相談すると、見積もりの項目が多くて戸惑うことがあります。ここでは、最低限ここは押さえたい確認ポイントをまとめます。分からないところを質問しても、きちんと答えてくれるかどうかも大切な判断材料になります。

洗浄・下地処理・塗り回数が明記されているか確認します
見積もりは、材料費だけでなく作業内容が具体的かが重要です。高圧洗浄の有無、下地処理の内容、下塗り中塗り上塗りの回数が書かれているかを見ます。塗り回数は耐久性に関わりやすい部分なので、曖昧な表現の場合は確認したいところです。外壁材や劣化具合によって必要な工程が変わるため、理由もあわせて聞くと納得しやすくなります。

防カビ対策として何をするのか、材料名と作業内容を聞きます
防カビと一口に言っても、洗浄で落とすのか、薬剤処理をするのか、防カビ性能のある塗料を使うのかで内容が変わります。どの材料をどこに使うのか、どの工程で効かせるのかを確認すると、期待とのずれが減ります。北面だけ強めに対策するなど、場所ごとの考え方も聞いておくと、家に合った提案かどうか判断しやすいです。

保証の範囲と対象外条件を事前に整理しておくと安心です
保証が付く場合は、何が対象で、何が対象外かを確認します。例えば、塗膜のはがれは対象でも、汚れやカビの再付着は環境要因として対象外になることがあります。保証年数だけで比較すると誤解が出やすいので、書面の内容を見ながら説明してもらうのが安心です。あわせて、定期点検の有無や、困ったときの連絡方法も確認しておくと落ち着いて対応できます。




TAC株式会社の点検と外壁カビ対策の考え方
外壁のカビは、表面の汚れだけでなく、湿気が残る条件や雨水の影響が重なっていることがあります。だからこそ、いきなり工事の話に進む前に、状態を一緒に整理することが大切だと考えています。ここでは、点検時にどんな確認ができるのかを紹介します。

高所点検カメラで屋根などを安全に確認し、報告書で状態を共有します
屋根や高い位置は、地上から見えにくく、無理に上るのは危険です。TAC株式会社では高所点検カメラを使い、上らずに状態を確認し、撮影内容をもとに点検報告書を作成します。外壁のカビが気になるときも、雨どいや屋根の状態が関係している場合があるため、全体を見て判断材料をそろえていきます。

サーモグラフィ検査で雨水の影響が疑われる箇所の確認もできます
北面の浴室窓下やベランダ周りなど、雨染みがあるのに原因がはっきりしないことがあります。そうしたときに、状況に応じてサーモグラフィ検査で確認できる場合があります。塗装で隠してしまう前に、気になる箇所の状態を確かめておくと、後々の大きな工事を避けやすくなります。

超高耐久遮熱フッ素樹脂塗料の使用や、施工写真をまとめたアルバムのお渡しで工事内容を分かりやすく残します
塗装をする場合は、耐久性や遮熱性など、暮らしに合う性能を選ぶことが大切です。TAC株式会社では、AGCの超高耐久遮熱フッ素樹脂塗料を取り扱い、条件に合う場合に提案しています。また施工前から施工後まで各工程を写真で残し、工事後にアルバムとしてお渡ししています。どこをどう施工したかが見返せる形になると、安心材料の一つになります。



まとめ
外壁のカビ防止は、湿気が残りやすい場所と汚れがたまりやすい場所を知るところから始まります。北面や植栽の近く、換気の排気が当たる面など、家ごとに条件が違うため、まずはセルフ点検で出やすい箇所を押さえておくと安心です。日常の工夫としては、剪定で風通しを作る、雨どいの詰まりを減らす、はね返り汚れを抑えるなど、負担の小さいところから取り入れられます。すでにカビが出ている場合も、強くこすりすぎない、水圧を当てすぎないなど、外壁を傷めない洗い方が大切です。繰り返す汚れには塗装が選択肢になりますが、防カビ性能だけでなく下地処理や補修の優先順位が仕上がりを左右します。TAC株式会社では高所点検カメラやサーモグラフィ検査なども活用しながら、状態を共有し、必要な手当てを分かりやすく整理することを大切にしています。外壁のカビが気になったら、まずは点検から一緒に進めてみませんか。お問い合わせはこちら

2026.02.12

フッ素樹脂塗料の耐久性は何年?外壁塗装で後悔しない選び方

外壁塗装を考え始めると、フッ素樹脂塗料は長持ちすると聞くけれど実際は何年くらいなの?と気になりますよね。できれば塗り替え回数を減らしたい一方で、費用も安くはありません。カタログの数字を信じていいのか、うちの家の環境でも同じように持つのか、判断が難しいところです。この記事では、耐久性の目安とブレる理由、選ぶときに見ておきたい点を整理していきます。読んだあとに、ご自宅の状況に照らして考えやすくなるはずです。




フッ素樹脂塗料の耐久性は何年が目安?


フッ素樹脂塗料の耐久性は、一般的に長めとされます。ただし年数は環境や下地で変わるので、数字だけで決めると後悔につながりやすいです。ここでは目安の捉え方を、できるだけ分かりやすくほどきます。


耐用年数の一般的な目安と幅が出る理由


フッ素樹脂塗料の耐用年数は、おおむね15年から20年程度が目安として語られることが多いです。ただしこれは、日当たり、雨の当たり方、海が近いかどうか、周囲の交通量、外壁材の種類などで前後します。たとえば南面と北面で劣化の進み方が違うのはよくある話で、同じ家でも面ごとに差が出ます。さらに、屋根は外壁よりも紫外線と雨を強く受けるため、同じ塗料でも屋根のほうが先に傷みやすい傾向があります。つまり何年持つかは、塗料の性能だけでなく住まいの置かれ方で幅が出ると考えるのが自然です。


カタログ値と実際の劣化がズレるポイント


カタログにある耐久年数は、一定の条件を想定した評価や試験結果をもとに示されている場合があります。現場では、下地の状態がそろっていなかったり、以前の塗膜が劣化していたり、細かなひび割れやシーリングの傷みが進んでいたりします。こうした要素があると、塗料自体が高性能でも、塗膜としての寿命が縮みやすいです。また、濃い色は色あせが目立ちやすいなど、見た目の変化が先に出ることもあります。耐久性は塗膜が守る力だけでなく、見た目の変化も含めて体感されるので、ズレが起きやすい点は押さえておきたいところです。


耐久性を年数だけで判断しないための見方


年数の代わりに、何をもって塗り替え時期とするかを決めておくと判断がラクになります。たとえば、チョーキングが出たら点検、ひび割れが増えたら補修優先、シーリングに切れがあれば早めに手当て、という具合です。見積もりの比較でも、塗料名だけでなく下地処理やシーリングの扱いがどう書かれているかを見ると、耐久性の差が出るポイントを拾いやすくなります。フッ素樹脂塗料を選ぶなら、塗料のグレードに見合う下地と施工がそろっているかをセットで確認するのが、後悔を減らす近道です。




フッ素樹脂塗料が長持ちしやすい理由をやさしく整理


フッ素樹脂塗料が長持ちしやすいと言われるのには、材料としての性質があります。ただ、万能というより得意分野がある塗料です。ここでは仕組みと考え方を、生活者目線で整理します。


フッ素樹脂の性質と塗膜が劣化しにくい仕組み


塗料は乾くと塗膜になり、紫外線や雨風から外壁を守ります。フッ素樹脂は、塗膜をつくる成分の結びつきが強い性質があり、紫外線などで分解されにくい方向に働きます。そのため、同じ条件なら塗膜がやせにくく、表面の保護力が落ちるまでに時間がかかりやすいです。結果として、塗り替えの間隔を長めに考えられるケースが出てきます。もちろん下地や施工の影響は受けますが、塗膜としての土台が強いイメージを持つと理解しやすいです。


紫外線、雨、汚れに対する強さの考え方


外壁の劣化を進める大きな要因は紫外線と水分です。紫外線は塗膜の表面を少しずつ壊し、雨は小さな隙間から水分を運びます。フッ素樹脂塗料は、紫外線での劣化が進みにくいとされ、表面の状態が保たれやすい傾向があります。また、表面が比較的なめらかに保たれると、汚れが定着しにくく、雨で流れやすいという考え方もあります。ただし、立地によっては排気ガスや砂ぼこりが付着しやすいので、汚れにくさだけで期待しすぎず、環境に合わせて色や仕上げを選ぶのが現実的です。


外壁材との相性で差が出るケース


外壁材には、窯業系サイディング、モルタル、ALCなどがあり、それぞれ動き方や水の含み方が違います。たとえばモルタルは細かなひび割れが出やすいことがあり、塗膜の伸びや下地補修の丁寧さが効いてきます。サイディングは目地のシーリングが要で、ここが傷むと水が回りやすくなります。フッ素樹脂塗料の性能を活かすには、外壁材ごとの弱点を先に手当てしておくことが大切です。相性の確認は、塗料の説明だけでなく下地の診断から始まります。




耐久性が落ちる原因は施工と下地にあることが多いです


塗料のグレードを上げても、下地や施工が追いつかなければ耐久性は伸びにくいです。ここは見えにくい部分ですが、外壁塗装の満足度を左右しやすいところです。


下地処理不足で起きやすい不具合の例


高圧洗浄が弱く汚れが残ったままだと、塗膜が密着しにくくなります。古い塗膜の粉が残っている場合も同じで、上に良い塗料を塗っても、土台が弱いと早期にはがれやすいです。また、ひび割れ補修が浅い、欠損部の成形が甘いといった状態で塗ると、数年で同じ場所に症状が戻ることがあります。下地処理は地味ですが、耐久性を支える基礎工事のようなものです。見積書では、下地補修の範囲や内容が曖昧になりやすいので、どこをどう直すのかを確認しておくと安心です。


シーリングの劣化が塗膜寿命に与える影響


サイディング外壁では目地のシーリングが水の侵入口になりやすいです。シーリングが硬くなって割れたり、壁からはがれたりすると、雨水が入り込みやすくなり、ボードの反りや下地の傷みにつながることがあります。その状態で塗装しても、内部の動きや水分で塗膜に負担がかかり、ひび割れやふくれの原因になります。塗装と同時にシーリングをどう扱うかは重要で、打ち替えか増し打ちか、適した材料か、乾燥時間を取れているかがポイントです。ここを丁寧に整えるほど、塗膜の寿命も安定しやすくなります。


塗布量、乾燥時間、重ね塗り回数の重要点


塗料は、決められた塗布量と乾燥時間を守って初めて性能を発揮します。薄く伸ばしすぎると塗膜が必要な厚みにならず、耐久性が落ちやすいです。逆に、乾かないうちに重ね塗りすると、内部に水分や溶剤が残り、ふくれや密着不良につながることがあります。標準は下塗り、中塗り、上塗りの3回が多いですが、下地の状態によっては補修や下塗りの追加が必要になる場合もあります。見積書で工程が明記されているか、工期が極端に短くないかを見ておくと、施工品質を想像しやすくなります。




フッ素樹脂塗料でも劣化サインは出ます


長持ちしやすい塗料でも、劣化がゼロになるわけではありません。早めに気づけば、補修が小さく済むこともあります。見分け方を知っておくと、点検の相談もしやすくなります。


チョーキング、色あせ、艶引けの見分け方


手で外壁を触ったときに白い粉が付く現象がチョーキングです。塗膜表面が紫外線などで分解され、顔料が粉状になって出てくる状態で、塗り替えの検討サインの一つです。色あせは、日当たりの良い面から先に出やすく、特に濃色は変化が分かりやすいです。艶引けは、新築時や塗装直後の光沢が落ちて、しっとりした見え方になる変化です。これらは急に危険というより、塗膜の表面が疲れてきた合図なので、写真を撮って変化を追うのもおすすめです。


ひび割れ、はがれ、ふくれが示す下地トラブル


ひび割れは、外壁材の動きや下地の劣化、施工時の補修不足などが背景にあることがあります。細いひびでも、雨が入りやすい場所だと傷みが進みやすいです。はがれは密着不良が疑われ、下地処理や旧塗膜の状態が影響している場合があります。ふくれは内部に水分が回っていたり、乾燥不足で空気や溶剤が残っていたりすることがあります。こうした症状は、塗料の種類だけでは説明できないことも多いので、原因を切り分ける点検が大切です。


放置すると補修範囲が広がりやすい症状


小さなひび割れを放置すると、雨水が入り、下地の木部やボード、金物に影響が出ることがあります。すると、塗装だけでは済まず、部分的な張り替えや板金補修が必要になる場合もあります。シーリングの切れも同様で、目地周りから水が回ると、外壁の反りや釘浮きにつながりやすいです。早めに手当てできれば、補修範囲は狭く、費用も読みやすくなります。気になる症状があれば、まずは現状確認から始めるのが安心です。




他塗料と比べてどう違う?シリコン・無機との耐久性比較


フッ素樹脂塗料が気になっていても、シリコンや無機と何が違うのかは分かりにくいですよね。ここでは耐用年数の目安と、費用の考え方を整理します。数字は環境と施工で変わる前提で、比較の目安として見てください。


耐用年数の目安と特徴を横並びで整理


シリコン系は、扱いやすくバランス型として提案されることが多く、目安は10年から15年程度とされます。フッ素樹脂系は15年から20年程度が目安として語られやすく、紫外線に強い方向の特徴があります。無機系は商品設計によって幅があり、15年から25年程度の目安で示されることがありますが、下地や材料の組み合わせで差が出やすい印象です。どれが正解というより、家の状態と予算、次の住まい方に合うかで選ぶのが現実的です。


初期費用と塗り替え回数から見る考え方


初期費用だけを見ると、一般的にはシリコンよりフッ素樹脂のほうが上がりやすいです。ただ、長い目で見たときに塗り替え回数が減れば、足場代や付帯部の工事回数も抑えられる可能性があります。たとえば今後20年住む想定なら、10年ごとに2回塗るのか、15年から20年で1回に近づけるのかで、総額の考え方が変わります。もちろん実際は劣化状況で前後するので、点検を挟みながら計画を調整するのが無理のない進め方です。


フッ素が向く家、別グレードが向く家


フッ素樹脂塗料は、塗り替え回数を抑えたい、日当たりが強い面の劣化が気になる、外観を長めに保ちたいといった希望と相性が良いです。一方で、近い将来に増改築や外壁の張り替え予定があるなら、必ずしも高グレードが得とは限りません。また、下地の傷みが進んでいる場合は、塗料のグレードより先に補修計画を優先したほうが納得感が出やすいです。住まい方の予定と現状の傷み具合をセットで考えると、選びやすくなります。




外壁塗装で後悔しない選び方チェックリスト


同じフッ素樹脂塗料でも、見積書の中身や工事の前提が違うと結果が変わります。ここでは契約前に確認したい点を、チェックリストの感覚でまとめます。


見積書で確認したい項目と記載のされ方


まず見たいのは、下塗り、中塗り、上塗りの工程が分かれて書かれているかです。一式表記が多いと、塗布量や工程が読み取りにくくなります。次に、下地補修の内容です。ひび割れ補修、欠損補修、ケレン作業の範囲が具体的かを確認すると安心です。シーリング工事は、打ち替えか増し打ちか、材料名、数量が書かれているかがポイントです。さらに、付帯部の範囲も重要で、雨樋、破風、軒天、シャッターボックスなどが含まれるかで金額が変わります。


付帯部や屋根との塗料グレードのそろえ方


外壁だけ高耐久にしても、付帯部が早く傷むと、そこだけ先に手当てが必要になることがあります。特に屋根は外壁より過酷なので、屋根と外壁のバランスをどうするかは悩みどころです。必ず同じグレードにそろえる必要はありませんが、次の点検や塗り替えのタイミングを合わせたいなら、耐用年数が近い組み合わせにしておくと計画が立てやすいです。逆に、屋根は板金や下地の状態で塗装以外の選択肢が必要な場合もあるので、屋根材の種類と状態を見てから決めるのが安全です。


保証の考え方と注意したい条件


保証は心強い一方で、対象範囲と条件を確認しておかないと、いざというときに行き違いが起きます。たとえば、塗膜のはがれは対象でも、色あせや汚れは対象外という場合があります。また、下地の動きが原因のひび割れは対象外になることもあります。保証年数だけで比べず、何が対象で、どんな場合に対象外になるかを説明してもらうと納得しやすいです。あわせて、定期点検の有無や、点検を受けないと保証が継続しない条件があるかも確認しておくと安心です。




フッ素樹脂塗料の性能を活かすメンテナンスの考え方


フッ素樹脂塗料を選んだら、塗って終わりではなく、傷みが小さいうちに気づくことが長持ちにつながります。難しいことをする必要はなく、要点を押さえた点検が中心です。


点検のタイミングと見ておきたい場所


目安としては、塗装後も数年に一度は外周をぐるっと見て、変化がないか確認するのがおすすめです。見ておきたいのは、日当たりの強い南面と西面、雨が当たりやすい北面、そして窓まわりやベランダ周辺です。シーリングの切れ、外壁のひび、軒天の雨染み、基礎付近の汚れ方などは、異変のサインになりやすいです。屋根は見えにくいので、無理に上らず、地上から見える範囲で色むらや板金の浮きを確認する程度で十分です。


軽い補修で延命しやすいケース


シーリングの小さな切れや、部分的なひび割れ、付帯部の塗膜の薄れなどは、早めに補修すると広がりを抑えられることがあります。雨水の入口を先に塞ぐイメージです。外壁全体がまだしっかりしている段階なら、部分補修で様子を見ながら次の塗り替え時期を調整できる場合もあります。反対に、塗膜のはがれやふくれが複数出ているときは、原因の確認が先です。延命のつもりが、かえって手戻りになることもあるので、症状の見極めが大切です。


塗り替え前にやっておくと安心な確認


次の塗り替えを考えるときは、外壁材の種類、過去の塗料、シーリングの履歴を分かる範囲で整理しておくと話が早いです。見積もりを取るときは、同じ条件で比較できるように、希望する仕上がり、色の方向性、屋根も同時にやるか、付帯部の範囲を伝えておくとブレが減ります。塗料のグレードだけでなく、下地補修とシーリングの扱いを含めて説明してもらい、疑問点を残さないことが後悔を減らします。分からない点は、遠慮せずに聞いて大丈夫です。




TAC株式会社の外壁塗装が大切にしていること


外壁塗装は、塗料選びだけで決まるものではありません。今のお家がどんな状態で、どこから手当てをするのが良いのかを一緒に整理できると、工事の納得感が上がりやすいです。私たちが現場で大切にしている点をお伝えします。


お家の症状を一緒に確認して必要な手当を考えます


お家の傷みは、外壁の色あせのように分かりやすいものもあれば、シーリングの切れや雨水の回りのように気づきにくいものもあります。TAC株式会社では、まず症状を一緒に確認し、どこを優先して手当てするかを整理します。早い段階で選択肢が多いほど、補修の範囲や費用の考え方も組み立てやすいです。無理に急がせるのではなく、現状把握から始めることを大切にしています。


AGCの超高耐久遮熱フッ素樹脂塗料を採用しています


塗料は性能だけでなく、メーカーとしての実績や保証の考え方も含めて選ぶと安心材料になります。TAC株式会社では、AGCの超高耐久遮熱フッ素樹脂塗料を採用しています。遮熱性を備えた設計で、外壁や屋根の状態とご希望に合わせて提案しています。メーカーの品質保証書をお渡しできる体制も整えていますので、書面で確認したい方にも向いています。


高所点検カメラで屋根に上らず点検し、報告書を作成します


屋根の点検は、上って確認するイメージがあるかもしれませんが、安全面の不安もあります。TAC株式会社では高所点検カメラを使い、屋根に上らずに撮影し、点検報告書を作成しています。見えない場所ほど不安になりやすいので、写真で一緒に確認できる形にしています。必要な補修の範囲も、根拠を持って話しやすくなります。


サーモグラフィ検査で雨水の不安要素も確認できます


ベランダ周辺や北面の外壁、浴室窓下などに雨染みがあると、原因が分からずモヤモヤしやすいですよね。TAC株式会社では、状況に応じてサーモグラフィ検査にも対応しています。水分の影響が疑われる場所を確認し、必要な手当てを検討します。放置して工事が大きくなる前に、早めの相談がしやすい体制を整えています。


施工前から施工後まで写真をまとめた施工アルバムをお渡しします


工事中はずっと家にいられないことも多いので、どんな工程で進んだのかが見えると安心につながります。TAC株式会社では、施工前から施工後まで各工程の写真をまとめ、施工アルバムとして工事後にお渡ししています。下地処理や塗り重ねの様子が分かるので、見えない部分の不安を減らしやすいです。長く住む家だからこそ、記録として残すことを大切にしています。




まとめ


フッ素樹脂塗料の耐久性は、目安として15年から20年程度と語られることが多い一方で、日当たりや雨の当たり方、外壁材、屋根か外壁かといった条件でブレが出ます。年数だけを頼りにするより、チョーキングやシーリングの切れ、ひび割れなどのサインを知り、点検のタイミングを持つほうが判断しやすくなります。さらに、耐久性を左右するのは塗料だけではなく、下地処理や乾燥時間、塗布量など施工の丁寧さが大きい点も外せません。見積書では工程の書き方、補修内容、保証条件まで含めて比べると、後悔を減らしやすいです。もし今のお家の状態が分からず迷っているなら、写真や機器を使った点検で現状を整理してから考える方法もあります。TAC株式会社では、屋根に上らない点検やサーモグラフィ検査、施工記録の写真整理など、見えにくい不安を減らす工夫を重ねています。気になることがあれば、無理のない範囲でご相談ください。お問い合わせはこちら
2026.02.03

外壁塗装の業者の選び方:失敗が起きる理由

外壁塗装の業者選びは、最初の一歩がいちばん悩ましいところです。見積もりの金額が並ぶと、どれが妥当なのか判断がつきにくいですし、説明を聞いても専門用語が多くて置いていかれることもあります。さらに、工事が始まってから追加費用の話が出たり、仕上がりに不安が残ったりすると、気持ちの負担も大きくなります。この記事では、外壁塗装で失敗が起きやすい理由を整理したうえで、見積書、現地調査、施工管理、保証、契約前確認の順に、業者の選び方を具体的に確認していきます。




外壁塗装の業者の選び方:失敗が起きる理由



外壁塗装は、完成品を買うのではなく、現場で仕上がりが決まる工事です。そのため、業者の選び方を間違えると、金額だけでなく工事内容や保証まで含めて、後から気づくズレが出やすくなります。よくある失敗の原因を先に押さえておくと、比較の軸が作りやすくなります。


相見積もりを取らず価格だけで決めてしまう



最初に提示された金額が安いと安心しやすい一方で、塗装面積や塗料の種類、下地補修の範囲が違えば、金額は簡単に変わります。相見積もりを取らないまま決めてしまうと、比較対象がなく、何が省かれているのかも見えにくいです。最低でも二社から三社で見積もりを取り、同じ条件で比べる意識が大切です。比較のときは、総額よりも内訳の違いに目を向けると判断しやすくなります。


塗料や工程の説明があいまいなまま契約してしまう



塗料は、樹脂の種類や耐候性の設計によって価格も耐用年数の目安も変わります。ところが、塗料名が書かれていない、下塗りの種類が不明、塗り回数が明記されていないなど、説明があいまいなまま契約すると、完成後に確認する手段が少なくなります。工事は、足場、高圧洗浄、下地処理、下塗り、中塗り、上塗りの順で進むのが一般的です。どこに手間がかかるのかを、言葉で説明できるかが見極めどころです。


保証・アフターの確認不足で後悔につながる



外壁塗装は、施工直後よりも数年後に差が出ることがあります。塗膜のはがれ、ふくれ、早期の変色などが起きた場合に、保証の対象なのか、点検はあるのか、連絡先はどこかが曖昧だと不安が残ります。保証は口頭ではなく書面で確認し、対象範囲と免責条件まで目を通すことが大切です。ここを飛ばすと、何かあったときに話がかみ合わなくなります。




見積書でわかる外壁塗装の業者の選び方:内訳と用語のチェック



見積書は、業者の考え方が出やすい資料です。丁寧な見積書ほど、材料と工程が具体的に書かれ、どこに費用がかかるのかが読み取れます。反対に、ざっくりした見積書は、工事内容の確認が難しくなります。ここでは、最低限チェックしたい項目を整理します。


一式表記が多い見積もりの注意点



外壁塗装工事一式のような表記が多いと、何が含まれているのか判断できません。一式がすべて悪いわけではありませんが、足場、洗浄、養生、下地処理、塗装、付帯部、廃材処分などが項目として分かれている方が、比較もしやすく、追加費用の説明も受けやすいです。一式が出てきたら、その内訳をどこまで説明できるかを確認すると、誠実さも見えます。


塗装面積(㎡)と単価の妥当性を確認する



外壁塗装の金額は、坪数や延床面積ではなく、実際に塗る面積で決まります。見積書に外壁の塗装面積が記載されているか、単価が項目ごとに出ているかを確認します。面積が書かれていない場合、比較が難しくなり、金額の根拠も見えません。現地調査での実測や図面の扱い方も含めて、面積の算出方法を聞くと安心につながります。


足場・高圧洗浄・養生・下地処理が明記されているか



仕上がりを左右するのは、塗る前の準備です。足場は安全と品質に関わり、高圧洗浄は汚れやコケを落とし、養生は窓や床を守ります。さらに重要なのが下地処理で、ひび割れ補修、欠損部の補修、ケレン作業などが該当します。これらが見積書に明記されていれば、工程が抜けにくくなります。逆に、下地処理が一行だけの場合は、具体的にどの症状にどう対応するのかを確認したいところです。


塗料名・メーカー・グレードが書かれているか



塗料は、同じシリコンという言葉でも性能が異なります。見積書に塗料名、メーカー名、仕様が書かれていると、後から調べたり、説明を照らし合わせたりできます。下塗り材も重要で、外壁材や劣化状況に合わないと密着性に影響します。上塗りだけでなく、下塗りの種類まで書かれているかを確認すると、工事内容が具体的になります。




現地調査で見抜く外壁塗装の業者の選び方:診断の丁寧さが決め手



見積書の前に行う現地調査は、業者選びの中心になります。外壁の状態は家ごとに違い、同じ築年数でも劣化の進み方は立地や日当たりで変わります。現地調査が丁寧なほど、必要な補修と不要な工事の線引きがしやすく、見積もりの根拠も明確になります。


劣化症状(ひび割れ・チョーキング・コケ)を写真で説明できるか



ひび割れは幅や深さで対応が変わり、チョーキングは塗膜の劣化のサインです。コケや藻は湿気の影響が大きく、洗浄や防カビ性の検討につながります。こうした症状を、口頭だけでなく写真で示し、どの場所にどれだけ出ているかを説明できると、納得して判断しやすいです。写真があれば、家族とも共有しやすく、工事後の確認にも役立ちます。


屋根や付帯部まで確認し、補修の優先度を伝えてくれるか



外壁だけ見て終わりではなく、破風、軒天、雨樋、雨戸などの付帯部も劣化します。屋根も同じ足場を使う以上、状態確認をしておくと判断材料が増えます。全部を同時に工事する必要はありませんが、優先度を整理して伝えてくれると、予算配分がしやすくなります。ここで大事なのは、必要性の説明が具体的かどうかです。


下地の状態に合わせた工事内容を提案しているか



外壁材にはサイディング、モルタルなどがあり、劣化の出方も違います。たとえばサイディングは目地のシーリングが重要で、モルタルはクラック処理が要点になります。下地が傷んでいるのに塗装だけを勧めると、後から不具合が出やすくなります。逆に、状態に対して補修が過剰でも費用が膨らみます。劣化の根拠と、提案する工事内容がつながっているかを確認すると、選び方の精度が上がります。




施工品質につながる外壁塗装の業者の選び方:職人・管理体制の確認



外壁塗装は、塗料の性能だけで決まる工事ではありません。現場での管理や、工程ごとの確認が積み重なって仕上がりにつながります。施工中は毎日家にいるとは限らないため、報告の仕組みがあるかどうかが安心材料になります。ここでは、品質に直結しやすい確認点をまとめます。


施工中の報告(工程写真・日報)の出し方を確認する



工程写真が残ると、下地処理や下塗りなど、完成後に見えなくなる部分も確認しやすくなります。日報があれば、その日に何をしたか、次に何をするかが分かり、生活の調整もしやすいです。報告の頻度や方法は業者ごとに違うため、契約前に確認しておくと、工事中の不安が減ります。書面や共有方法が決まっているかがポイントです。


塗り回数(下塗り・中塗り・上塗り)と乾燥時間の考え方



一般的な外壁塗装は三回塗りが基本で、下塗りで密着性を確保し、中塗りと上塗りで膜厚と仕上がりを整えます。重要なのは、塗り回数だけでなく、塗料ごとに必要な乾燥時間を守ることです。乾燥が不十分だと、密着不良やふくれの原因になります。天候によって工程がずれることもあるため、どのように調整するのかを説明できるかが、管理体制の見極めになります。


近隣への配慮(あいさつ・飛散対策・騒音)を説明できるか



外壁塗装は、足場の組み立て解体の音、高圧洗浄の水しぶき、塗料の飛散など、近隣に影響が出る場面があります。事前のあいさつ回りを行うのか、飛散防止シートや養生の範囲はどうするのか、作業時間帯はどうするのかを具体的に説明できると安心です。近隣トラブルは工事の満足度に直結しやすいので、ここは遠慮せずに確認したいところです。




保証とアフターで選ぶ外壁塗装の業者の選び方:書面の有無が重要



工事が終わった直後はきれいでも、外壁は雨風と紫外線にさらされ続けます。だからこそ、保証とアフターの内容が現実的かどうかが大切です。業者の説明が丁寧でも、書面がなければ内容が曖昧になりやすいです。ここでは、確認すべきポイントを三つに分けて整理します。


工事保証の範囲(塗膜のはがれ等)と年数を確認する



保証でまず見るのは、対象が何かです。たとえば塗膜のはがれやふくれなど、施工に起因しやすい不具合が対象になることがあります。一方で、地震や台風など外力による損傷、下地そのものの劣化が原因の場合は対象外になるケースもあります。年数だけで判断せず、どの症状が対象で、どの条件なら対応になるのかを確認すると、後悔が減ります。


定期点検の有無と連絡窓口の体制



点検がある場合は、時期と内容を確認します。目視確認なのか、写真記録があるのか、補修が必要な場合の流れはどうなるのかまで聞いておくと安心です。また、連絡窓口が担当者個人だけだと、異動や退職で連絡がつきにくくなることがあります。会社として窓口があるか、受付時間や連絡手段が明確かも、業者の選び方の一部になります。


免責事項や対象外条件を事前に把握する



保証書には免責事項が書かれていることが多いです。たとえば、結露が原因のふくれ、構造上の雨漏り、既存下地の不具合などが対象外になることがあります。ここを読まずにいると、いざというときに想定と違ってしまいます。難しい言葉が並んでいたら、具体例を挙げてもらうと理解しやすいです。納得できるまで確認することが、トラブル予防になります。




適正価格を見極める外壁塗装の業者の選び方:費用相場と値引きの注意点



外壁塗装の費用は、家の大きさだけでなく、外壁材、劣化状況、足場の条件、付帯部の範囲で変わります。そのため、相場を知りつつも、自宅の条件で何が増減要因になるのかを把握することが大切です。ここでは、価格比較でつまずきやすい点を具体的に見ていきます。


坪数・延床ではなく塗装面積で比較する



見積もり比較でよくあるズレが、坪数ベースの会話です。延床面積は室内も含むため、外壁の実面積とは一致しません。外壁の塗装面積が見積書にあり、算出根拠が説明されていると、比較が現実的になります。ベランダの内側や出窓周りなど、形状で面積が増えることもあるので、現地での確認を踏まえた数字かどうかがポイントです。


極端な値引きが起きる仕組みとリスク



値引きそのものは珍しくありませんが、極端な値引きが提示された場合は理由の確認が必要です。たとえば、最初の見積金額が高めに設定されていた、仕様を下げた、工程を簡略化したなど、背景はいくつか考えられます。金額が下がった分、塗料のグレードや下地処理の範囲が変わっていないかを見積書で確認すると安心です。説明が曖昧な値引きは、後から追加費用につながることもあります。


追加費用が出やすい項目(下地補修・付帯部・シーリング)



追加費用が出やすいのは、開けてみないと分からない下地の傷みや、想定以上のひび割れ補修が必要になった場合です。また、付帯部の塗装範囲が見積もりに含まれていない、シーリングの打ち替えが部分補修になっているなど、範囲の違いでも金額は変わります。追加が起きる条件と、追加時の単価や上限の考え方を事前に確認しておくと、予算の見通しが立ちやすくなります。




契約前に確認したい外壁塗装の業者の選び方:トラブル回避のポイント



見積もりと提案に納得しても、契約書の内容が曖昧だと、工事中の変更や支払いで行き違いが起きやすいです。契約前は気が張る場面ですが、ここで一度立ち止まると、後の負担が減ります。確認すべき点を順に整理します。


工事請負契約書に工期・支払い・変更条件があるか



契約書では、工期の目安だけでなく、天候で延びる場合の扱い、支払いのタイミング、着工金や中間金の有無を確認します。さらに、追加工事が発生したときに、誰がどの書面で承認するのかが明記されていると安心です。口頭で進むと認識がずれるため、変更時は書面に残す運用になっているかを見ておきたいところです。


クーリングオフやキャンセル時の取り決め



訪問販売など、契約形態によってはクーリングオフの対象になる場合があります。制度の説明があるか、書面が渡されるかを確認します。また、自己都合でキャンセルする場合の違約金や、材料発注後の扱いも事前に把握しておくと安心です。分からない点を質問したときに、落ち着いて説明してくれるかも、業者の選び方の材料になります。


カラー決めの手順(色見本・試し塗り・近隣との調和)



色決めは、カタログだけだとイメージがずれやすいです。小さな色見本は明るく見えやすく、外壁の大きな面で見ると印象が変わることがあります。屋外での見え方を確認できるか、試し塗りが可能か、屋根やサッシとの相性を一緒に整理できるかを確認すると、後悔が減ります。近隣との調和はルールではなく配慮の話ですが、事前に相談しておくと安心材料になります。




TAC株式会社での外壁塗装の業者の選び方:相談から引き渡しまでの進め方



ここまでの選び方を踏まえると、業者側がどの段階で何を見せてくれるかが重要だと分かります。TAC株式会社でも、調査、見積もり、施工中の共有、完了確認を分けて、分かりにくい部分が残らないように進めています。流れを知っておくと、相談時に確認しやすくなります。


現地調査で劣化状況をわかりやすく共有する取り組み



現地調査では、外壁のひび割れやチョーキング、コケの付着、シーリングの切れなどを確認し、状態を写真とあわせて共有しています。どこがどの程度傷んでいるかが分かると、補修の必要性や優先度を整理しやすくなります。屋根や付帯部も同時に確認し、足場を組む工事としてまとめて検討できる材料を揃えます。


見積書は工程・材料・面積が伝わる形で提示する方針



見積書は、一式表記をできるだけ減らし、足場、高圧洗浄、養生、下地処理、塗装工程、付帯部などを分けて提示しています。塗装面積と単価、塗料名やメーカー、下塗り材の種類も記載し、説明と数字がつながる形を意識しています。比較検討の段階で、どこが違うのかが読み取れると、判断がしやすくなります。


施工中の報告と完了時の確認で不安を減らす考え方



施工中は、工程写真や日々の進捗共有を行い、見えなくなる工程も後から確認できるようにしています。塗り回数や乾燥時間は塗料の仕様に沿って管理し、天候による調整が必要な場合は理由と予定を共有します。完了時には仕上がりの確認を一緒に行い、気になる点があればその場で確認しやすい流れにしています。




まとめ



外壁塗装の業者の選び方は、調査の丁寧さ、見積書の内訳の明確さ、施工中の管理と報告、保証とアフターの書面確認、この四つを軸にすると整理しやすいです。金額だけで比べると、塗料や下地処理の範囲が見えにくくなり、工事後の納得感にも差が出ます。迷ったときは複数社で見積もりを取り、説明の分かりやすさと、質問への回答が具体的かどうかを基準にすると判断しやすくなります。TAC株式会社でも、現地調査の写真共有や、工程と材料が分かる見積書、施工中の報告、書面での保証確認を大切にしています。外壁塗装の進め方を相談しながら整理したい場合は、状況を伺いながら一緒に確認します。
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2026.01.28

安心して暮らすために!外壁点検のチェック項目を知ろう

外壁の状態が気になるけれど、どこをどう確認すればよいのか分からないまま過ごしていませんか。戸建て住宅において、外壁の劣化は見た目の問題だけでなく、雨漏りや構造部分への影響といったトラブルの引き金にもなります。特に築年数が経過している家や、中古住宅を購入された方にとっては、外壁の状態を定期的にチェックすることが、住まいの寿命を延ばすうえでとても大切です。

この記事では、外壁点検の基本的なチェック項目を中心に、点検のタイミングや費用、自分でできる確認方法まで、知っておきたい情報を丁寧にご紹介します。専門的な工事が必要になる前に、小さなサインを見逃さないためにも、外壁点検のポイントをぜひ参考にしてみてください。





外壁点検の必要性とは?



外壁は、雨風や紫外線、気温の変化などから住まいを守ってくれる大切な部分です。しかし、毎日少しずつダメージを受けているため、見た目にはわかりにくい劣化が進んでいることもあります。外壁点検を行うことで、こうした初期の不具合を早期に発見し、深刻なトラブルを未然に防ぐことができます。


なぜ定期的な点検が重要なのか



外壁は新築後10年を目安に、定期的な点検やメンテナンスが推奨されています。というのも、塗装の防水機能やシーリングの柔軟性は、年月とともに低下していくためです。そのまま放置すると、外壁材のひび割れや浮き、剥がれといった症状が現れ、建物全体の耐久性にも影響を及ぼします。

点検によって早期に劣化を把握できれば、修繕の内容も軽微なもので済む可能性が高く、将来的な大規模工事のリスクを減らすことにもつながります。


放置すると起こりうるリスク



劣化した外壁を放置すると、雨水の浸入や内部の腐食につながり、外観の問題だけでなく、家そのものの寿命を縮めることになりかねません。とくに雨漏りが起こると、柱や梁など構造部材の劣化が進み、修復に多大な費用がかかることもあります。

また、カビや苔の発生によって健康面への影響が出るケースもあるため、住まいの快適さや安心を保つうえでも、外壁の定期点検は欠かせない工程といえるでしょう。






外壁点検のタイミングと目安



外壁の点検は、住宅の状態を正しく把握し、適切なタイミングでメンテナンスを行うための大切なステップです。とはいえ、いつ点検をすればよいのか判断が難しいという声もよく聞かれます。ここでは、築年数や目視できる症状を手がかりに、外壁点検の目安となる時期についてご紹介します。


築年数ごとの点検ポイント



一般的に、築5〜10年目を迎える頃から、外壁の劣化症状が徐々に現れるとされています。特に新築後10年は、塗装の防水機能が弱まってくる時期のため、点検を行う大きな節目となります。

築10年以降は、5年ごとに点検を実施するのが理想的です。外壁材や使用されている塗料の種類によって劣化のスピードは異なるため、初回の点検でおおよその目安を把握しておくと、今後のメンテナンス計画も立てやすくなります。


異常のサインを見逃さないために



点検の時期に関係なく、外壁にひび割れやチョーキング(表面を触ると白い粉がつく現象)、コーキングのはがれ、水染みやカビといった症状が見られる場合は、早めの点検が必要です。こうした変化は、内部で劣化が進行している可能性を示すサインです。

また、外壁材が反っていたり、一部が浮いていたりする場合も注意が必要です。普段の生活の中で気になる部分が出てきたら、築年数に関係なく、専門業者に相談するのが安心です。





外壁点検の基本的なチェック項目



外壁点検では、見た目の美しさだけでなく、建物の防水性や耐久性にかかわる重要な要素を確認していきます。目に見える部分の異常はもちろん、見逃しがちな細部の劣化も含めて点検することが大切です。ここでは、一般的な外壁点検で確認される代表的な項目を紹介します。


ひび割れや剥がれの有無



ひび割れ(クラック)は、外壁に起きる劣化の中でも特に注意したいポイントです。小さなものでも、雨水が侵入するきっかけとなり、内部の腐食や雨漏りにつながる恐れがあります。表面の塗膜が剥がれている場合も、下地材が直接外気にさらされることで劣化が進みやすくなります。

特にモルタルやサイディング外壁では、ひび割れの有無やその広がり具合を丁寧に確認する必要があります。


コーキングの劣化



外壁材のつなぎ目に充填されているコーキング(シーリング)は、建物の動きに追従しながら、雨水の侵入を防ぐ役割を担っています。経年により硬化・ひび割れ・剥離といった症状が現れると、その効果が弱まり、内部への水の浸入リスクが高まります。

劣化が進行すると、打ち直しや増し打ちといった補修が必要になるため、早期のチェックが肝心です。


カビ・コケ・藻の発生状況



外壁の表面に黒ずみや緑色の汚れが見られる場合、それはカビやコケ、藻の発生によるものかもしれません。こうした汚れは、見た目の印象を損なうだけでなく、外壁の素材自体を傷めてしまう原因にもなります。

特に日当たりや風通しの悪い北面や水回りに近い場所では、湿気がこもりやすく、これらの発生が目立つ傾向があります。定期的な清掃や点検で、早めに対応することが望まれます。





自分でできる簡易チェック方法



専門業者に依頼する前に、自分で外壁の状態を確認してみたいという方も多いのではないでしょうか。日常的に目にする場所だからこそ、ちょっとした異変に気づけることがあります。ここでは、特別な道具を使わずに行える、簡単な外壁のチェック方法をご紹介します。


外壁を目視で確認するポイント



まずは、外壁全体をぐるりと一周して見てみましょう。特に注目したいのは、外壁材の割れや欠け、塗装の剥がれ、色あせ、コーキングの縮みなどです。また、表面が波打っていたり、一部が浮いているように見えたりする場合も、内部で劣化が進んでいる可能性があります。

窓まわりやベランダの下、雨樋付近など、水がかかりやすい部分は劣化が早く進む傾向があるため、重点的に確認しておくとよいでしょう。


触ってわかるチョーキング現象



もうひとつのチェック方法が、外壁を手で軽くなでてみることです。もし手に白い粉がつくようであれば、これは「チョーキング」と呼ばれる現象で、塗装の劣化サインのひとつです。塗膜が紫外線や雨風によって分解され、粉状になって表面に現れている状態です。

チョーキングが見られた場合、塗装の防水機能が低下している可能性が高く、雨水の浸入や素材の劣化が進みやすくなります。見た目にはわかりにくい劣化ですが、手で確認できる簡易な方法としておすすめです。





専門業者による外壁点検の特徴



自分でできる確認も大切ですが、目に見えない部分の劣化や、判断が難しい症状に対しては、やはり専門業者による点検が安心です。住宅の構造や素材に精通したプロによるチェックは、劣化の進行具合や今後のメンテナンスの必要性を的確に把握するためにも欠かせません。


どこまで点検してくれるのか



専門業者が行う外壁点検では、ひび割れや剥がれ、チョーキングなどの表面的な症状だけでなく、コーキングの劣化状況や目視では判断しづらい浮き・反りなども細かく確認されます。さらに、高所や死角になりがちな箇所、たとえば2階外壁や屋根周辺なども、専用の道具や機材を使って安全かつ丁寧にチェックしてもらえます。

点検の際には、家全体の外観だけでなく、ベランダ下部やサッシまわり、水まわりに隣接する外壁面など、劣化の進行が早い箇所も重点的に見てもらえるのが特徴です。


点検時に受け取れる報告書の内容



多くの専門業者では、点検後に「点検報告書」や「診断書」といった形で結果をまとめた資料を受け取ることができます。この報告書には、確認した箇所の写真や劣化症状の説明、必要なメンテナンスの提案などが含まれており、現状を具体的に把握するための参考になります。

特に写真付きの報告は、普段見ることができない場所の状態も確認できるため、今後の補修計画を立てる際にも役立ちます。仮にすぐの工事が不要であっても、経年による変化を記録として残しておくことで、次回点検時との比較がしやすくなります。





外壁点検の費用と時間の目安



外壁点検を依頼する際、どれくらいの費用がかかるのか、作業時間はどの程度かかるのかといった点は気になるところです。点検の内容や依頼先によって異なる部分もありますが、一般的な目安を知っておくことで、予算やスケジュールの計画が立てやすくなります。


無料点検と有料点検の違い



業者によっては、外壁点検を無料で実施している場合もあります。無料点検では、目視を中心とした簡易的なチェックが主で、短時間で全体の状態を確認することができます。一方で、有料点検では、より詳細な診断や専用機器を用いた調査が行われることが多く、劣化の進行度や内部の状態まで踏み込んで確認できます。

たとえば、サーモグラフィを用いて雨漏りの兆候を調べたり、高所カメラで屋根近くの外壁を撮影したりといった高度な点検には、一定の費用がかかるケースが一般的です。費用の目安としては、簡易点検であれば無料から数千円程度、精密な点検になると1万円前後になることもあります。


点検にかかる時間の目安



点検に必要な時間は、住宅の規模や調査範囲、使用する機材によって異なりますが、一般的な戸建て住宅であれば1〜2時間程度が目安です。高所や裏手など見えにくい箇所も含めて確認する場合は、もう少し時間がかかることもあります。

ただし、事前に外回りの障害物を移動させたり、スムーズな立ち入りができるようにしておくことで、点検時間を短縮できる場合もあります。点検後には報告書や説明を受ける時間も必要になるため、全体としては2時間半程度の余裕を見ておくと安心です。





TAC株式会社の外壁点検の特長



外壁点検は、住まいの状態を見極めるうえで重要な工程ですが、どの業者に依頼するかによって、その精度や安心感は大きく変わります。TAC株式会社では、日々の点検業務の中で蓄積された経験と技術をもとに、住まいの状態を正確に把握するための工夫を取り入れています。ここでは、当社が行っている外壁点検の特長をご紹介します。


高所点検カメラで安全・的確な点検



2階部分や屋根まわりなど、一般の方には確認が難しい高所も、TACでは11メートル対応の高所点検カメラを活用して安全に調査しています。これにより、無理に屋根に上ることなく、上空からの鮮明な画像をもとに状態を把握できます。撮影データは点検報告書にまとめ、お客様にもわかりやすい形でお渡ししています。

高所作業のリスクを避けながら、見落としのない点検を可能にする技術として、多くのお客様からご好評をいただいています。


サーモグラフィによる見えない劣化の可視化



外壁やベランダ軒天、浴室窓下などは、水分が入り込みやすく、気づかぬうちに内部で劣化が進んでいることもあります。TACでは、温度の違いを可視化できるサーモグラフィを用いて、外からでは見えない湿気のたまりや雨染みの有無をチェックしています。

この検査方法により、見た目だけでは判断できない不具合も早期に発見でき、必要な対策を事前に講じることが可能です。


施工後の記録が残る写真アルバムの提供



点検や補修工事を行ったあとは、その工程がどのように進められたかを記録に残すことも重要です。TACでは、施工前から完了後までを撮影した約200枚近くの写真をまとめ、1冊のアルバムにしてお届けしています。

このアルバムは、作業内容の透明性を高めるとともに、将来的に別のメンテナンスを行う際の参考資料としても役立ちます。目に見える記録を残すことで、安心してご自宅の管理ができる仕組みづくりを大切にしています。





まとめ



外壁点検は、住まいを長持ちさせるうえで欠かせない大切な作業です。築年数や見た目だけでは判断できない部分にも劣化は進行していることがあり、定期的なチェックによって早期の対処が可能になります。ひび割れやチョーキング、コーキングの劣化、カビやコケの発生など、日常の中で気づける症状があれば、それは点検のサインです。

自分でできる簡易的な確認に加えて、専門業者による診断を受けることで、住まいの状態をより正確に把握できます。とくにTAC株式会社では、高所点検カメラやサーモグラフィを活用し、見えにくい部分まで丁寧に調査しています。点検結果を記録した報告書や、施工後の写真アルバムの提供も行っており、住まいの今とこれからを見据えたサポートを心がけています。

外壁の不具合を早めに見つけることで、補修の選択肢も広がり、コストや工期の面でも無理のない対策が可能になります。安心して暮らせる住まいを保つために、一度、外壁点検を検討してみてはいかがでしょうか。


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2025.06.09

屋根塗装を怠ると資産価値が下落?見逃せない経済的リスク

家の屋根を最後に塗装したのはいつだったか、思い出せないという方も多いのではないでしょうか。日々の生活に追われる中で、屋根の状態を気にする余裕がないのも無理はありません。しかし、屋根塗装を長年放置すると、思わぬトラブルや高額な修繕費用につながる可能性があります。特に戸建て住宅を所有している方にとって、住まいのメンテナンスは資産価値を守る上で欠かせないポイントです。 本記事では、屋根塗装を怠ることで起こる経済的リスクについて詳しく解説します。塗装を後回しにすることで発生する問題や、放置したままの状態がどのように家計に影響を及ぼすのかを明らかにし、家を守るために知っておきたい情報をお届けします。

屋根塗装を怠ると発生する主な劣化症状

屋根塗装を長期間行わないことで、住宅にさまざまな劣化症状が現れ始めます。屋根は外的環境から住まいを守る重要な役割を担っており、常に日光や雨風にさらされています。塗装によって保護されている屋根材も、年数が経過するにつれてその機能が徐々に失われていきます。劣化が進むと見た目が悪くなるだけでなく、建物全体の寿命にも大きく影響することになります。

色あせや塗膜の剥がれ

時間の経過とともに、屋根表面の塗膜は紫外線によるダメージを受け、徐々に色が薄くなっていきます。色あせは見た目の印象を損なうだけでなく、防水機能の低下を意味しています。また、塗膜が剥がれた部分からは雨水が浸入しやすくなり、内部の素材を劣化させる原因にもなります。

ひび割れや欠けの進行

塗装が劣化すると、屋根材そのものが風雨に直接さらされることになります。その結果、気温の変化や湿度の影響で、屋根材にひび割れや欠けが生じやすくなります。一度発生したひびや欠けは次第に広がり、補修では対応できなくなることも少なくありません。

コケやカビの繁殖

屋根の表面が水をはじかなくなると、湿気がたまりやすくなり、コケやカビが発生しやすくなります。特に日当たりの悪い北面では、コケの繁殖が進みやすく、滑りやすくなるため非常に危険です。放置しておくと、屋根材の内部にまで根を張り、深刻な損傷を招く恐れがあります。

雨漏りのリスク増加

塗膜の劣化や屋根材のひび割れ・欠け、コケの繁殖などが重なると、最も深刻な問題である雨漏りが発生するリスクが高まります。雨水が屋根から内部に浸入すると、天井や壁のシミ、木材の腐食など、建物全体の構造に悪影響を及ぼします。雨漏りが進行してからでは、修繕には多額の費用がかかるため、早めの対策が求められます。

屋根塗装をしないことで生じる経済的リスク

屋根塗装を怠ることによる影響は、見た目の劣化や住環境の悪化だけにとどまりません。実は、経済的なリスクにも直結しています。目に見える劣化を放置してしまうことで、結果的に高額な修繕費が必要となるケースも多く、家計への負担が一気に増してしまうのです。

修繕費用の増加

定期的に塗装を行っていれば、比較的低コストで済んでいたメンテナンスも、劣化が進んでからでは大がかりな修繕が必要になります。屋根材の葺き替えや部分的な補修工事などは塗装以上に費用がかかるため、結果的に出費が膨らむ可能性があります。

資産価値の下落

家の外観や状態は、資産価値に大きく影響します。屋根が色あせていたり、ひび割れが目立っていたりする家は、買い手からの印象も悪くなり、相場よりも低い評価を受けてしまう恐れがあります。定期的な塗装によって見た目を保つことは、資産を守る上で非常に重要です。

住宅売却時の価格低下

将来的に住宅を売却する際、買い手は必ず建物の状態をチェックします。屋根の劣化が見られる場合、それを理由に値引き交渉をされることが一般的です。また、修繕が必要な状態のまま売却しようとすると、思っていた価格で売れず、売却自体が難しくなることもあります。

火災保険の適用外となる可能性

自然災害などで屋根が損傷した場合、火災保険で補償されることがありますが、日頃のメンテナンス不足が原因と判断されると、保険金が支払われないケースもあります。保険会社は「適切な維持管理」がされていたかを重視するため、塗装を怠っていたことが不利益につながることもあるのです。

屋根塗装の適切なタイミングとその目安

屋根の劣化を放置せず、適切な時期に塗装を行うことは、住まいを長持ちさせるために欠かせません。しかし、「具体的にいつ塗装すべきか分からない」という声も多く聞かれます。

築10年前後での点検の重要性

新築から約10年が経過すると、屋根に目立った劣化が表れ始めます。この時期に点検を実施することで、大きなトラブルを防ぐことが可能です。早期発見によって、塗装だけで済むケースも多く、コストを抑えることにもつながります。

屋根材別の耐用年数

屋根に使用されている素材によって、塗装の最適なタイミングは異なります。スレート系なら7〜10年、金属系は10〜15年、塗装された瓦屋根では10〜20年が目安とされています。それぞれの耐用年数を踏まえた管理が大切です。

劣化症状のチェックポイント

異変に早く気づくためには、いくつかのチェックポイントを押さえておく必要があります。色あせ、ひび割れ、苔やカビの発生などが見られた場合は、塗装のサインです。こうした症状を放置せず、専門業者に相談することが重要です。

専門業者による診断の必要性

自分の目だけで屋根の状態を判断するのは非常に難しく、危険を伴います。そのため、診断は専門知識と経験を持つ業者に依頼するのが安心です。正確な状況を把握することで、今後の対応も計画的に進められるようになります。

屋根塗装を行うことで得られるメリット

屋根の塗装は、単なる見た目の改善にとどまらず、住まいの機能や快適さを保つためにも大きな役割を果たします。適切な時期に塗装を施すことで、住宅全体の価値を守ることができ、長期的に見ればコスト削減にもつながります。

美観の維持と向上

経年によって色あせた屋根は、住まい全体の印象を損ねてしまいます。塗装を行うことで新築時のような美しさを取り戻すことができ、外観の魅力が大きく向上します。住宅の第一印象が良くなることで、ご近所や来客にも良い印象を与えることができます。

屋根材の耐久性向上

塗装には屋根材を保護する役割もあります。防水性や耐候性を高める塗膜を形成することで、雨風や紫外線によるダメージを防ぎます。これにより、屋根材そのものの寿命が延び、大掛かりな補修を避けることができるのです。

室内環境の改善

断熱効果や遮熱性能の高い塗料を使用すれば、屋根からの熱の侵入を抑えることが可能になります。特に夏場の室内温度上昇を軽減し、冷房効率を高めることができるため、光熱費の削減にもつながります。住み心地の良さが増すのも大きな利点です。

資産価値の維持と向上

屋根の状態は、住宅の資産価値を左右する重要な要素です。定期的に塗装を行うことで、建物の状態が良好に保たれ、将来の売却時にも高い評価を受けやすくなります。資産としての住宅を守るためにも、塗装は不可欠な手段といえます。

屋根塗装を怠った場合の修繕費用の比較

屋根の塗装は、定期的に行うことで比較的安価に住宅の保全ができますが、これを怠ると費用は跳ね上がってしまいます。劣化が進行するほど、修繕にかかる手間や費用は増大し、最悪の場合には大規模な改修工事が必要となることも。

定期的な塗装と葺き替えの費用差

通常の屋根塗装であれば、費用は30万円〜80万円ほどで収まるケースが多いです。しかし、屋根材が劣化して葺き替えが必要になった場合、その費用は100万円を超えることも珍しくありません。定期的な塗装をしておけば、このような大掛かりな工事を回避でき、結果として費用を大きく抑えることが可能です。

劣化放置による追加工事のリスク

塗膜の剥がれやひび割れなどの軽度な劣化を放置してしまうと、屋根内部にまでダメージが広がり、野地板の補修や断熱材の入れ替えなど、追加工事が必要になります。これらの工事には多額の費用がかかるため、早めの塗装でリスクを減らすことが重要です。

早期対応によるコスト削減

劣化を早期に発見し、必要な塗装を行うことで、長期的に見た住宅の維持費を大幅に抑えることができます。目に見えるトラブルが起きる前の点検と塗装こそが、将来の無駄な出費を防ぐ最も確実な方法です。

火災保険の活用方法

台風や大雨などの自然災害で屋根が損傷した場合、火災保険を使って修理できる可能性があります。ただし、保険の適用には「適切な管理」がされていたことが前提となります。塗装を怠っていたと判断されれば、保険金の支払い対象外となることもあるため、定期的なメンテナンスが欠かせません。

屋根塗装におけるTAC株式会社の取り組み

屋根塗装を任せる際には、どのような施工が行われているか、事前にしっかり確認することが大切です。信頼できる業者であれば、見えない部分まで丁寧に点検し、長く安心できる住まいづくりをサポートしてくれます。

高耐久遮熱フッ素樹脂塗料の採用

一般的な塗料よりもはるかに長持ちする遮熱フッ素樹脂塗料を使用。これにより、再塗装のサイクルが伸び、長期的には経済的なメリットも得られます。さらに、夏場の室内温度上昇を抑えられるため、快適な住環境の維持にもつながります。

高所点検カメラでの安全な屋根診断

屋根の状態を正確に把握するため、11メートルの高所点検カメラを活用。作業員が実際に屋根に登ることなく、安全に点検を行うことができます。撮影された写真をもとに報告書を作成し、現状を分かりやすく伝える体制が整っています。

目に見えない劣化も捉えるサーモグラフィ検査

雨漏りの兆候や外壁の内部劣化など、外見では分からないトラブルも、赤外線カメラを用いた検査で早期に発見可能です。これにより、施工のタイミングを逃さず、余計な修繕費をかけずに済むケースも多くあります。

透明性のある施工記録の提供

工事の工程を記録した約200枚の写真をアルバムとしてまとめ、施工完了後にお客様へ提供。どのような作業が行われたのかが明確になり、安心感にもつながります。創業当初から続くこの取り組みは、信頼を築くうえで大きな役割を果たしています。

まとめ

屋根塗装を怠ることによって、住まいの見た目が損なわれるだけでなく、構造そのものに深刻なダメージを与える可能性があります。特に、雨漏りやひび割れなどの症状が出てからでは手遅れとなり、大規模な修繕が必要になることも少なくありません。こうした事態を防ぐには、定期的な点検と計画的な塗装が欠かせません。 築10年を目安に点検を行い、屋根の状態に応じて適切な対応を取ることで、大きな出費を抑え、資産価値を保ち続けることができます。また、見た目の美しさや断熱性の向上、火災保険の活用といった多くの利点も得られます。 塗装を行う際には、住宅の状態を正確に把握し、安全に診断・施工してくれる業者に依頼することが重要です。遮熱性能のある塗料や高所点検カメラ、サーモグラフィによる検査、施工記録の提供といった体制が整っている業者であれば、より安心して任せることができるでしょう。 住まいの寿命を延ばし、安心して暮らし続けるために、屋根塗装の重要性を今一度見直してみてはいかがでしょうか。 ぜひご相談ください。

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